Kindle Cloud Readerがとっても便利
kindle向けに購入した本をウェブブラウザ上で閲覧できるアプリがあるらしい。
知らなかった•••
kindle歴も2年目を迎え、だいぶ電子書籍への抵抗もなくなってきました。
ただし、これまでどうしても嫌だったことが一点だけありました。
それはコンピュータの技術書を買ってもとっても読みにくいこと。
たとえば、ソースコードを含むような本を買ったとし、正直kindleの画面では小さすぎます。
他のデバイスでも試しましたが、正直しっくりこない。
てか、コーディングしながら見るんだったら、いっそのことPC上で閲覧できたらどんなにいいだろう。
そんな風に思っていました。
これまではMacアプリ版kindleという何の役にも立たないアプリに行き当たり諦めていました。
脇道に逸れますが、このアプリ版の方が酷いのなんのって、そもそも日本のアカウントではログインすらできません。
なのにもかかわらず、Appleのアプリストアには日本語版kindleアプリとして、ダウンロード可能な状態で置いてあります。もはや意味がわかりません。
今確認しただけでも星一つが400件以上ついているので、未だにこちらはログイン不可な謎アプリとして存在し続けているのでしょう。
さて本題ですが、今回見つけたのがウェブアプリとしてリリースされているKindle Cloud Readerというもの。
こちらのウェブアプリに関しては問題なく、日本のアカウントと同期することができます。(当たり前だ!)
ずっと知らずにいたのですが、実は去年(2014年)の9月あたりにサービスを開始していたらしい。すっかり、先のアプリが日本語対応するのを待っていました。騙された•••
そんなわけで早速使ってみましたが、これはなかなかの使い心地です。
コーディングしながら同じ視線で本を参照できるのは、とてもありがたい。
いままでは本が閉じないように書見台に置いて勉強していましたが、もうそんなことしなくてもいいんですね。
しかも、電子書籍版の技術書は洋書なら半額も当たり前なので、かなりの節約になる。
一石二鳥です。
ただ、難点も幾つか。
まず、小説を読むのにはあまり向いてないように思います。
これは個人的なものかもしれませんが、純粋に文章を読むのであれば、kindle paperwhiteの方がずっと読みやすいです。
あと、気になったのが翻訳機能が作動しないこと、kindleだと単語を選択すると、見出しにその単語の役が表示されますが、その機能がウェブアプリ版だとないみたいです。(知らないだけ?)
便利な機能だけに残念です。
さらに、せっかくPC上で閲覧できるのに文章をコピーできないというのも痛い。
たとえば、ソールコードをコピペで試せたとしたら、その本の価値は何倍にもなると思います。
今時ソースコードをアップロードされている著者の方も多いと思いますが、いちいち本を読見ながらダウンロードしてきて実行というのも面倒です。
また、対話形式で進めるようなスクリプト言語だと、ソースコードはコピペで即実行できた方が嬉しいです。
その点、少し残念な気もします。
もちろん、それらの点を差し引いてもあまりある便利さなので、今後とも使っていきたいです。
そして、早速オライリーから出ているThink Statsをポチってしまいました。
やはり、買った瞬間から読み始められるというのは素晴らしいです。
こうやって、徐々に書籍購入費が日々の生活費を食いつぶしていくんですね。